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名古屋市緑区 M様邸 木製雨戸修繕工事

2023年04月18日

こんにちは♪名古屋市緑区にあるブラザー不動産MIDORISTUDIです。

本日は【木製雨戸修繕工事】についてご紹介いたします。

名古屋市緑区 M様邸 木製雨戸修繕工事
工事時期: 2023年4月
【解説】
ブラザー不動産が昭和49年(1974年)に新築したお住いのお客様から、雨戸の調子が悪いとの連絡を頂きました。この時代は雨戸自体や枠材も木製で、現在のようなアルミサッシではありません。お客様からは「もう50年弱の家だけど、何とか雨戸が動くようにできないだろうか」とのご要望でした。
訪問して現状確認した時は、戸袋に入っている雨戸が固くて全然動かない状態でした。木が傷んだり、反ってねじれたりしていること、戸車の破損が原因と思われます。アルミ製雨戸に取替する工事が一般的ですが、何とか修繕できる方法を考えて対応しました。
南側、東側の窓6ヶ所について雨戸を何とか外した後、戸車を新しいステンレス製に取替え、雨戸の一部をカンナ掛けや、切り取りながら建付け調整。レールは雨戸の反りに合わせて据付直し、釘を新しく打ち直しました。
新築時のようなスムーズではありませんが、無事に雨戸は軽く開け閉めできるようになりました!

写真① 動かなくなった木製の雨戸を外しました。雨戸自体も反ってカモイや敷居に、こすっている状態
でした。


写真② 戸車は樹脂製で破損している物が多くありました。


写真③ 戸車を新しく取替えます。コマの出具合も調整しました。


写真④ 新しい戸車はステンレス製にしました。


写真⑤ 雨戸の一部をカンナ掛けや、切り取りながら建付け調整していきます。


写真⑥ 雨戸の状態にあわせて、敷居のレールを再設置。釘は新しく取替えました。


写真⑦ 雨戸だけでは建付けできない箇所は、レール下に薄い板を挟んで調整しました。


写真⑧ 修繕工事完了! 無事に雨戸が動き、閉めることができました。

 

【お客様コメント】

雨戸の動きが重くなってきたので、戸袋から出さない年月が結構、経っていました。動かさないから余計に変形したのでしょうね。もう、固くて動かずどうしようかと思っていました。

ブラザーさんに相談して良かったです。長い時間をかけていろいろと工夫して直していただき嬉しいです。コマが破損していてびっくりしましたが、新しくステンレス製に変えて頂き安心です。フラワーボックスも木で作られていて傾いていましたが、直すことができました。

こんな工事でもブラザーさんはいろいろと考え下さり、本当にありがとうございました。これで台風が来ても雨戸を閉められます。安心しました。

【担当者コメント】
このたびは弊社へ修繕工事のご依頼をありがとうございました。また、昭和の時代から長年のご愛顧、感謝いたします。
古くなったものを新しいものに取替える考えだけではなく、どうしたら使いやすく直せるか?という対応も必要ですね。今回は戸車の経年破損や木材の変化で復旧が困難でしたが、何とか修繕できて良かったです。
お客様からも感謝と喜びのお言葉を頂き、大変嬉しかったです!これで台風が来ても安心ですね。
今後もお客様の安心と感動をいただけるリフォーム工事を目指し、頑張ってまいります。宜しくお願い致します。

 

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