マイホーム購入で後悔しない!間取り・立地・ローンで注意するポイントは?
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一生のうちで1番大きな買い物とも言われる「マイホーム」。自分だけのこだわりの詰まった家を手に入れられる反面、購入後に「こうしておけばよかった……」と後悔する声を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
マイホーム購入時によくある失敗として挙げられるのは、以下の3つ。
1)間取り・収納
2)立地・周辺環境
3)住宅ローン
今回はそれぞれどんな失敗があるのか?失敗しないためにどんなことを意識すればいいのか?についてお話していきます。
マイホームの失敗その1:間取り・収納
実際に生活してみると「思っていたのと違う」と感じやすいのが間取りや収納です。
家事導線が考慮されておらず不便を感じたり、想定していたより収納が足りなかったりといった声が多く、入居したては問題なくても、家族構成の変化により生活しづらく感じるケースも多くあります。
間取りや収納での失敗を減らすには、事前に入念なシミュレーションをしておくことが重要。将来のライフスタイルの変化も考慮して、部屋数・広さ・収納のイメージを膨らませます。
内覧時には家具を設置することも想定し、寸法を測っておくことも重要です。
マイホームの失敗その2:立地・周辺環境
入居後に変えられない立地や周辺環境も、悩みの種になりやすい要素の1つです。
家から職場・学校までの距離や交通アクセス、スーパーマーケットやコンビニの有無は、毎日の生活利便性に直結する部分。さらに近隣の騒音や日当たりなど、内見時には分からなかった時間帯による周辺環境の変化に、ストレスを感じる方も多くいます。
立地や周辺環境をチェックするには、曜日や時間帯を分けて何度か現地に足を運び、実際に自分の足で念入りに歩いてみることが大切です。
マイホームの失敗その3:住宅ローン
多くの方がマイホーム購入時に活用する住宅ローンは、返済期間中に頭を抱える方が多い要素の1つです。
借り入れの際に入念な返済計画を立てていても、急激な収入の減少や支出の増大により、返済が苦しくなってしまうケースも少なくありません。
しかし一方で、住宅ローンを活用してマイホームを購入することで、所得税(一部住民税)の控除である「住宅ローン控除」が適用されるメリットもあります。住宅ローン控除は、借り入れから最大13年間にわたり、年末の住宅ローン残高の0.7%が控除されるというもの。マイホームの取得には大きな支出が伴いますが、税制の優遇を受けられるのは嬉しいポイントです。
住宅ローンを組む際には、マイホーム購入時点での家計の収支だけでなく、子供の教育費をはじめとした、将来発生する可能性のある大きな支出についても考慮しましょう。
ご自身でシミュレーションするのが不安な方は、ファイナンシャルプランナーなどの専門家の力を借りるのもおすすめです。
失敗しやすいポイントを押さえて後悔しないマイホーム購入を
マイホーム選びでは、間取り、立地、価格など、多くの要素を比較して決めていく必要があります。今回ご紹介した3つのポイントをしっかりと押さえて、人生を豊かにしてくれるマイホームに出会ってくださいね。