【2024年9月】住宅ローン金利動向と今後の対策
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2024年7月31日に日銀が政策金利の追加利上げを発表したことで、住宅ローン金利は上昇の流れに転ずる可能性が高まっています。
現在借りている・これから借り入れる住宅ローンにどのような影響が出るのか気になるという方のために、今回は日銀の金融政策が住宅ローンにもたらす影響と対策について、わかりやすく解説します。

1.日銀の金融政策と住宅ローン市場の関係性
日銀の金融政策は住宅ローン市場に直接影響を与えます。特に変動金利は、日銀が設定する短期金利と連動しやすいため、金利上昇が予想される現在、返済額に影響が出ることが懸念されます。現在住宅ローンを借りている方や、これから借りる予定の方は、日銀の動向を注視しなければなりません。
一方、固定金利は、主に長期金利(10年国債の利回り)を基準に決まります。こちらも国際的なインフレや日本国内の経済状況に影響されるため、将来的に金利が上昇する可能性がある点は押さえておきましょう。
2.住宅ローン金利の今後の予測
今後の金利動向については、多くの金融機関が「5%ルール」や「125%ルール」を採用しており、金利が上昇してもすぐに返済額に大きな影響が出るわけではありません。しかし、これらのルールが適用されないローンでは、金利見直しの2~3か月後に影響が出る可能性があります。特に、変動金利で住宅ローンを借りている方は、2025年1月以降に影響が出る可能性があるため注意が必要です。
3.金利上昇への対策
金利上昇に備えるためには、以下に挙げる対策を講じることが重要です。
1)住宅ローンの借り換え
金利上昇リスクを避けるため、変動金利で住宅ローンを借りている方は、より金利の低い住宅ローンへの借り換えを検討するというのは1つの選択肢です。さらに、今後の金利がどのような動きをするかに不安を感じる場合は、変動金利から固定金利への借り換えも視野に入れましょう。
2)繰上返済の検討
ローンの早期返済も金利上昇の影響を軽減する手段です。余裕がある場合は、繰上返済を利用してローンの元本を減らすことも検討しましょう。ただし、繰上返済には手数料が発生することが多いため、事前に金融機関へ確認しておくことをおすすめします。
住宅ローン金利の動向は定期的にチェックしよう
住宅ローン金利は、日銀の金融政策の影響を強く受け、今後上昇する可能性も示唆されています。特に変動金利を利用している方は、家計に影響を及ぼす可能性があるため、固定金利への借り換えや早期返済を検討することも重要です。
既にローンを組んでいる方も、これから住宅ローンを組む予定の方も、日銀の金融政策の動向や各金融機関の取り組みをよく確認しながら、慎重に行動しましょう。ご自身で判断することが難しいと思ったら、銀行のローン担当者やファイナンシャルプランナーといったプロの力を借りることも大切です。